ここでは屋根の劣化の症状をいくつか紹介します!



スレート屋根のコケ



屋根の日当たりの悪い面や、水はけの悪い面によく見られる劣化症状です。
コケは屋根の塗膜が剥がれた箇所に繁殖するので、屋根が塗膜で守られていないサインになります。


トタン屋根錆

縦長                  横葺き
トタン屋根の症状です。各画像、色、葺き方は違いますが、同じトタン屋根です。
サビは雨で流されれば、どんどん広まって行きますので、この辺で止めておきましょう。

 ※ここまでなったら手遅れです。

 

 

チョーキング

手で触ると粉が付く現象が起きてきます。錆びる一歩手前です。真剣に検討する時期に入ったと言えます。

 

 

棟(むね)の釘浮き

棟の釘が飛び出すと、釘を伝って少しずつ雨水が侵入し、中の木材を濡らしてしまいます。
木材は濡れると腐食していくのでさらに釘がきかなくなり、いよいよまったく釘がきかなくなった時に、台風や強風で棟が飛んでしまいます。

 

台風の後によく「屋根が飛んだ」と聞きますが、だいたいはこの棟が飛んでいます。こうなってしまうと、棟と下地木材すべて交換になります。

まとめ

いかがだったでしょう。お家の一番上に位置する屋根は、外壁以上に自然環境の影響を受けています。
直接確認する機会も中々ないので劣化に気づきにくい場所でもあります。劣化のスピードは外壁よりも早く、最も注意しなければならない箇所です。

鉄部のサビや、コケ・カビの増殖は、特に屋根に現れやすい症状です。
どの症状も屋根材の劣化を進行させ、最悪の場合は雨漏りを引き起こしてしまうことも。

屋根塗装は、そんな屋根の劣化を防ぐ重要な工事です!
屋根材をコーティングし防水するのはもちろん、最近の塗料は機能性が高く、
防錆性・抗菌性のものですとサビやカビの発生を防止することが可能です。
また、遮熱・断熱性の高い塗料を選ぶことで、夏場・冬場もすごしやすい室内環境を実現できるのでオススメ!

外壁の劣化を発見した場合は、屋根も同様に傷んでいる可能性が非常に高いので、長い間塗り替えを行っていない場合は一度当社までご連絡ください!